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ピールアップボンドで施工する

前項ではタイルカーペットを部屋全体に貼る方法についてご紹介しました。本項では、タイルカーペットを床に固定して動かないようにするために、ピールアップボンドと呼ばれるタイルカーペット用の接着剤を使って施工する方法についてご紹介します。

タイルカーペットのズレが気になる時はボンド施工がおすすめ

タイルカーペットを貼ってしばらくすると、「タイルカーペット裏面の粘着シートの粘着力が落ちてきてズレやすくなった」「両面テープで固定してみたけれどタイルカーペットが剥がれてしまう」ようなことがあります。時間が経てば経つほどこの状態は悪くなっていきます。タイルカーペットには、裏面吸着で接着剤不要の表記がある商品も多く販売されていますが、これらの吸着力も時間の経過とともに低下していってしまいます。そういったことが問題になるような場所でタイルカーペットを貼る時は、タイルカーペット用のボンド(接着剤)を使って施工をするのがおすすめです。

粘着力が強く後から剥がしやすいピールアップボンド

タイルカーペット用のボンドは粘着力の持続期間が長いのが特長です。また「ピールアップボンド」と呼ばれる種類のボンドを使うことで、のちのちタイルカーペットを剥がす時に簡単に剥がすことができます。貼った後でも剥がすのが簡単ということは、例えばメンテナンスでタイルカーペットを部分的に交換する場合に、その張り替えが簡単にできるということです。

「ピールアップボンド」のピール(peel)は英語で「剥がす」という意味です。ピールアップボンドを床面に塗ることで、床の表面が粘着性の高いシールのような役割を果たしてくれます。ピールアップボンドは乳白色のペースト状になっていて、これをハケやローラーを使って床面に均一に塗り広げていきます。塗るときはゴミやホコリをしっかり取り除いてから塗るようにしましょう。

「ピールアップボンドを塗ったらすぐにタイルカーペットを貼る」というのはNGです。塗りたてのピールアップボンドには粘着性がありません。床面に塗った白いボンドが乾燥して透明になるまで待ち、触っても指にボンドが付着しない状態になってからタイルカーペット貼るようにしてください。このピールアップボンドを塗ってからタイルカーペットを貼るまでの待ち時間をオープンタイムと呼びます。オープンタイムは使用するピールアップボンドによって異なりますので、本体の説明書きやメーカーのカタログで確認するようにしてください。

適度な粘着力のタイルカーペット施工用ピールアップボンド

タイルカーペットをしっかり固定するにはピールアップボンドおすすめ

本項ではタイルカーペットをしっかり床に貼りつけるための接着剤としてピールアップボンドを紹介しました。ピールアップボンドは、床面をシールのように粘着状態を持続しながらも、後で簡単に剥がせることが魅力の接着剤です。ピールアップボンドの使い方のコツはしっかり乾燥させること。床に塗布したらオープンタイムを守ってタイルカーペットを貼りましょう。

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